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「からだ」のブログ

第11回『ラウンドアップ/グリホサートそしてモンサント』

「からだ」のブログ 

ラウンドアップ・・ご存知でしょうか?

1970年にアメリカのモンサント社が開発した除草剤です。

知らない方のために、今一度、報告したいと思います。

 

この農薬の主成分であるグリホサートは「シキミ回路」という植物がアミノ酸を合成する回路を阻害

するために、ほぼ全ての植物や細菌を根絶できる凄まじい農薬です。

人体は「シキミ回路」を持っていないため、当初は「飲んでも安心」とまでうたって

販売されました。

ある意味、これをまけばペンペン草さえ生えないので雑草管理は楽チンです。

「じゃあ作物だって育たないじゃないか。」というと、そうではない。

この薬を開発したモンサント社は遺伝子組み換え技術で有名な企業です。

ですからラウンドアップと一緒に作物の遺伝子組み換えをして、このグリホサート耐性作物の

タネをセットで売り出しました。

なお言えばこの種は農家が自家採取できないよう、いわゆる「種無し」作物にして一世代で

死滅するよう、必ずモンサントから毎年種を買わなければいけないようにして販売されました。

化学肥料・遺伝子組み換え一世代限りの作物の種・ラウンドアップとお得販売で除草の

必要もなく、楽に立派な作物がたくさん取れました。

しかし、一度ラウンドアップを撒いてしまうと土を戻すことは極めて難しいため、

他の種は育てられず、いわばモンサントの奴隷状態になってしまいます。

そしてこの状態を続けるうち、恐ろしいことがわかってきます。

土壌細菌も死滅するため、土が蓄えていた栄養が無くなると回復することができず、

化学肥料だけで立ち行かずに土地が死ぬこと・そこに住む昆虫や動物も死ぬこと。

そして近年は、グリホサート耐性の植物(雑草)が出現しはびこること。

ラウンドアップにより人体に対しても発がん性が41パーセント増加するとワシントン大学が

発表しており、2019年5月には3回目の発がん性訴訟でもモンサントは敗訴し、

2200億円の賠償金支払い命令が出ています。

世界では、「反モンサントデー」という日があるくらいです。

 

こんな・こんな農薬が今日本で溢れかえっています。

日本政府は2016年に「グリホサートの安全性を確認した」と発表し、2017年に

グリホサートの残留農薬基準を大幅に緩和しました。

知っていましたか?

このことにより世界中からはじき出されたラウンドアップが一気に日本になだれ込んでいます。

ラウンドアップの主成分であるグリホサートはもう成分特許が切れており、様々な名前で

売られています。日産化学工業が日本でのモンサントの除草剤事業を買収。「驚異の除草力・

最も安全な除草剤」といった販売文句で農協でもホームセンターでも100均でも売られています。

おかげでグリホサートの残留農薬は中国の150倍と殺人的です。

人体への発がん性・生殖器への障害(内分泌かく乱物質)・世代超えた影響が指摘されています。

シキミ回路を人体は持っていませんが腸内細菌は持っています。

だから、腸内細菌にとっては致命的で、下手をすると健康を意識して野菜を食べれば食べるほど

グリホサートを摂取し腸内細菌が破壊される可能性もあります。

2014年にはスウェーデンやノルウェーではラウンドアップの使用を禁止しているのに!

何やってんだ日本。

ですので、我々で自分と腸のお土を守るしかないです。

プランタでいいので自然栽培で植物を育てましょう。

(Halu農法という農法などがあります。興味のある方は調べてください。)

自然栽培のお米を買いましょう。

それが、農薬をはびこらせない我々にできるすべです。

我々が買わなければ売れないのですから。

自分の土地を自分の庭を、自然に返す活動はいたるところで起こっています。

自分にできることから始めませんか。

 

あまりに悪名高いモンサント社。

そもそもはベトナム戦争の折、「枯葉剤」を開発した企業でした。

今は何をしているか・・

実は2018年に製薬会社バイエルが買収し、モンサントの名前は事実上消えています。

だから今は「反バイエル・モンサントデー」が2019年5月18日にフランスで開催されました。

 

どうして製薬会社なのか・・。

農薬を使わざるを得ない農家の言い分もあるでしょう。

薬を使わざるを得ない医者の言い分もあるように。

私のまだまだたくさんのお薬を使っています。

しかし、少なくとも雑草は作物の敵ではないこと。土壌を改善し必要な養分を土壌に還元する

仲間であること。

病気は体と心に必要なものが入らず、不必要なものが入った結果起こり、それが正されれば

必然的に治ること。

そのやり方を十分に知らないだけで、知れば農薬も薬もいらないことを知っています。

 

どの情報を信じるかは我々一人一人にかかっており、だからこそ

皆さんがそれぞれ、政府が安全という理由・私が毒だという理由を調べて判断して

いただきたいと思います。

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