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「からだ」のブログ

第15回『牛乳って体にいいの?』

「からだ」のブログ 

グルテンと並んで問題とされるカゼインは牛乳に含まれるタンパクのことです。

「牛乳は体にいい。」と教えられて、みんな一生懸命牛乳を飲んでいます。

学校給食には今まだ必ず牛乳がついてきて、飲まない子は叱られます。

本当に「牛乳って本当に体にいいの?」

このこといついてお話ししたいと思います。

 

牛乳は簡単に言って、高エネルギー食であり、高脂肪・高タンパク・高カルシウム食です。

子牛が成長するために必要なものが入っています。

人にとってはどうなんでしょう。

 

エネルギー不足の人にはいいかもしれません。

しかし、

牛乳中のカゼインは母乳中のカゼインとは違い人間の消化酵素では消化しにくく、

異物としてアレルギーの原因となることがあります。

(ちなみに母乳に近いのは実はヤギのミルクです)

また日本人は乳糖(ラクトース)不耐症の人が多く、

かえって下痢をしたり具合が悪くなってしまう人も多いんです。

 

このことから言えるのは、「誰が飲んでも一律にいいものではない。」

これは間違いないと思います。

例えば、腸の悪い人、太り過ぎの人、飲むと実際調子の悪くなる人、

アレルギーのある人、こうした人はかえって体に負担かもしれません。

 

次に、

高温殺菌されているとタンパクが変性し更に消化しにくくなること。

普通の牛乳はホモライズ(均質化)され撹拌されているので脂肪が酸化しており、

健康にあまり良くないことがあります。

ですから、もし飲むなら低温殺菌・ノンホモ牛乳をお勧めします。

 

また牛乳は産生量を増やすためにエストロゲンなどのホルモン剤を投与されているケースも多く、

それが早期月経や乳がんの原因になるのではという話は有名です。

 

更に言えば、カルシウムの補充として勧められる牛乳ですが、

実はカルシウムはが働くためにはマグネシウムが必要で、(カルマグって聞いたことないですか?)

多くのサプリメントはカルシウムマグネシウムバランスが1:1から2:1に調整され、

体の中で働けるようになっていますが、牛乳のカルシウムマグネシウムバランスは

11:1とカルシウムが過剰になっており、あふれたカルシウムが異所性に沈着する

という問題もございます。

反対に、マグネシウムはとても不足しがちなミネラル。

なので、ガンガン牛乳を飲めば、どんどん骨が丈夫になるという話ではなさそうです。

 

骨を丈夫にしたいなら、小魚や納豆・小松菜などの緑黄色野菜はとてもオススメです。

エネルギー過多な現代。

明治維新以降、本当にたくさんのものが、海外から入ってきました。

全てが過剰になってしまいました。

これからはむしろ、断捨離やデトックスが必要な時代です。

少し、江戸時代あたりに食も戻りませんか?

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