精神科・内科・漢方内科クリニック

佐瀬医院

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こころの学校

ここでは、こころやからだについて、院長が毎月メッセージを送ります。

第3回『される人』

こころの学校 

「される人」という、ある種の人々がいます。
話をすると、すぐ分かります。
語尾が、「される。」だからです。
「彼に、それはダメだって、言われたんです。」
「就職したら、条件が全然違って。だから、違うって言ったら、そういうこともあるって言われて・・」
「上司に、すぐやれって言われて・・言う通りにしてたら、今度は部長にそんなものはいいと言われて・・」
下手をすると、
「彼に褒められたんですけど、おかしいと思います。」
なんてのまで出てきます。
彼女彼らに特徴的なのは、ずーっと「される」話が続き、いつまでたっても自分がした話が出てこないことです。
ーなるほど・・で、あなたはそれでどうしたの?
と聞くと、彼らは、少し、キョトンとします。
「え、だから、言われた通りに・・」
ー何故?
「何故って・・言われたから・・」
たまには、
「だから、嫌だって言いましたよ。」と、言うのも出てきます。
ーそれで?
「全然、聞いてくれないんです。」
ーで?
「辞めました。」
 
彼らの人間関係は、なかなか続きません。
 
「される」人々の共通点は、自分が「する」ことで、誰かが自分を「責めたり」「怒ったり」
「見下したり」することにとても怯えていることです。
ですから、自分の主権と責任を放棄し、行動も判断も相手に委ねてしまいます。
そうすると、自分のして欲しくないことを相手がすると「される病」が発動し、
自分のしてほしいことを相手がしないと「わかってくれない」「言ったのにしてくれない。」などといった
「くれない病」が発動します。
 
「される病」も「くれない病」も、自らを放棄するため起こってくる病です。
そして、自分の願いを叶えるために、「被害者」となって不当を訴え、相手をコントロールしようとします。
 
どうでしょう?
あなたの周りに、この病の人はいませんか?
もしかして、口癖にはなっていませんか?
 
この病を治す道はたった一つです。
自分が手放したものを取り戻してください。
 

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